7月に入りました。暑い日が続いています。暑さで体調を崩す生徒もいるかもしれません。先生方には、生徒の様子をしっかり見ていただくようお願いしています。
さて、今年度も7月15日(日)に「ろ漕ぎ大会」を開催します。生徒たちは、今、練習に励んでいます。初めて、ろ漕ぎを体験した生徒も少しずつ上手になってきました。当日が楽しみです。練習の時は、安全面を考えて事前に十分な指導を行い、全員が救命胴衣を着用することや、教員が必ず乗り込むなどしています。また、保護者の方に協力いただいて、船外機付きの船を一艘近くにつないでいただいて、いつでも出られるようにしています。
生名中学校の伝統行事を引き継いで10年以上たちました。今年も多くの方々に見に来ていただけるとうれしいです。
6月10日(日)に越智郡PTA交流会ソフトバレーボール大会が弓削体育館で開催されました。本年度は弓削中学校PTAが担当でしたので、何度もPTA本部役員会を開催し、準備を進めてきました。
岩城小学校PTA・岩城中学校PTA・生名小学校PTA・弓削小学校PTAから1チームずつ、本校PTAから2チーム出場して計6チームで試合をしました。
まずは3チームずつのリーグ戦を行い、それぞれのリーグの1位同士で優勝決定戦、2位同士で3位決定戦を行いました。
本校PTAのAチームは優勝しました。選手として出場された保護者の皆さん、先生方お疲れ様でした。また、温かい応援を最後までしてくださった皆さんに感謝申しあげます。
5月27日(日)に香川県高松市沖にある国立療養所大島青松園に行ってきました。
40年以上前から交流を続けておられる今治市在住の方と、本校の教員と3名で訪問しました。
様々な施設の見学や、入所者の方との懇談の中で、また、新たな発見・学びを得ることができました。
ハンセン病回復者に対する偏見や差別を解消するために、自分たちにできることは、正しい知識を多くの人に伝えることだと思っています。
6月28日(木)に3年生が長島愛生園を訪問します。多くの事を学んできてくれることを期待します。
5月の初旬に全校生徒を対象に「人権について考えよう」と題して、2時間担当させてもらいました。
参加体験型学習という手法を使って、障がい者問題、同和問題について学習しました。
その中で「障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)」と「部落差別解消推進法(部落差別の解消の推進に関する法律)」にもふれました。
どちらの法律も重要なので、リンクから見ることができます。ぜひ、ご覧ください。
5月20日(日)に弓削中学校運動会を開催しました。少し風が強かったのですが、いい天気に恵まれ、いいコンディションで行うことができました。また、多くの保護者のみなさんや地域の方々にご観覧いただき、励ましの言葉をかけていただいたり、応援をしていただいたり、ありがとうございました。
1週間ほど前には、上島町中学校親善体育大会があるなど、練習期間としては十分ではなかったと思いますが、生徒たちは一生懸命演技し、そして競技していました。その一生懸命の姿に私自身も感動をもらいました。
本校では、朝のあいさつ運動を行っています。委員会ごとに当番が割り振られていて、毎日、正門前で7時20分くらいから7時45分まで行っています。大きく元気な声で「おはようございます」と登校する生徒やそこを通る保護者や地域の方々にあいさつしています。でも、時々、声が大きすぎたり、必要以上に繰り返したり、ちょっと耳障りかなと感じる人もいるかもしれません。
せっかくのあいさつ運動なので、「気持ちのいいあいさつ」を心がけてほしいと思っています。
4月9日の始業式で次のような話をしました。
皆さん進級おめでとうございます。いよいよ新しい学年・学級生活が始まります。今皆さんは『担任は誰』になるのか、ワクワク・ドキドキしていると思いますが、後ほど紹介したいと思います。
2年生は後輩ができて先輩と呼ばれる立場になり、部活動では、3年生が引退した後は、中心的立場となります。3年生は最上級生・最高学年となり下級生の模範を示し、リーダーシップを発揮しなければならない立場になります。それだけ3年生は重要な役割を担っており、学校を代表する顔でもあります。したがって、それぞれに立場や役割をよく自覚し、3年生、そして2年生にふさわしい自覚と行動をとってほしいと思います。
さて、今年度、私が校長としてみなさんにお願いしたいことは、昨年度も何回かお話しましたが、『いい学校にしましょう』ということです。
今現在の弓削中学校はいい学校であることは間違いありません。私が考えていることは、保護者や地域の方々が日常会話の中で、「弓削中学校はいい学校ですね」と言ってもらえるような学校にしましょうということです。「いい学校は、みんなが支えてくれます」そして「みんなが支えてくれる学校は、ピンチにもチャンスにも強い」のです。
そのためには、先生方も含めたみなさんが「さらにいい学校にしよう」という気持ちをもって学校生活を送ることが大切です。
まずは、常に素直な心・謙虚な心・感謝の気持ちをもってほしいと思います。周りの人の注意や指導を素直な心で聞くこと。失敗や悪い結果を人のせいにしない謙虚な心をもつこと。大きな成功や成果をあげたとしても、傲らず、常に「おかげさまで」という感謝の気持ちをもつこと。そうすることが、自分自身を成長させることにも繋がります。
今日から実践できること、それは、大きな声で「あいさつ」「返事」ができるようになるということです。気持ちのいいあいさつをしてもらえると自分自身なんとなく温かい気持ちになってくると思います。そんな温かい気持ちの和を広げてほしいと思います。
中にはあいさつしても返してくれない人もいるかもしれません。でも、そんな時は、修了式の時に話した「プラス受信」です。「あいさつしたのに返してくれない」と言って腹を立てるより、「自分の声が小さくて聞こえなかったのかな」とか「きっととても重要な事を考えていて気付かなかったんだ」と考えるようにしましょう。
新しい年度を迎え、一人一人、目標を立てたと思います。その目標の中に、「さらにいい学校にしよう」を是非付け加えてください。
皆さんの頑張りに期待するとともに、先生方もみなさんと一緒に頑張っていきたいと思います。
以上が、年度始めにあたり、校長としてみなさんにお伝えしたいことです。
全校の協力とパワーでこの弓削中学校を『どこにでも誇れるさらに良い学校』にしていきましょう。
先日3月29日に離任式を行い、4名の先生とお別れをし、悲しい気分になっていましたが、4月2日には、新しく4名の先生方を迎え、平成30年度が始まりました。新しいメンバーを含めた全教職員で、生徒一人一人と真剣に向き合い、保護者のみなさんや地域の方々から信頼され、支えていただけるような学校になるように日々努力していきますので、よろしくお願いいたします。
譲る心
ある本を読んでいると、こんなことが書いていました。
スーパーコンピュータに「どんな人間が最後に生き残るか?」と問いかけたところ「譲る心をもった人」という答えが返ってきたそうです。
相手を思いやる気持ちや譲る心は、だれに対しても大切なことだと思います。
周りを大切にして生きると、自分も大切にされるということにつながると思います。
「情けは人のためならず」という言葉があります。「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味です。
そんなことを考えると、スーパーコンピュータが「最後に生き残るのは、譲る心をもった人」という解答を出したというのもうなずけるような気がします。
「譲る心」いろいろな場面で行う事ができると思います。少し、意識して行動してみましょう。