ノーサイド
2019年10月15日 17時26分10月14日(日)ラグビーワールドカップ、プールAの最終戦、日本対スコットランドの試合が行われました。台風19号の影響で、開催が危ぶまれましたが、多くの人々の尽力で行うことができたようです。試合前に台風19号で犠牲になった方々への黙祷が行われました。試合は、28対21で日本が勝利しましたが、まれに見る好試合で最後まで力が入りました。試合後、まさにノーサイドで互いの健闘を称え合う姿や、互いに敬意を表す花道や、台風19号で被災された方々に勇気を届けられたらというメッセージなど、目頭が熱くなりました。と同時に、かつて、ラグビーの試合をテレビで見るのに夢中になっていた時代を思い出しました。北の鉄人と言われた松尾雄治率いる新日鉄釜石の日本選手権7連覇。平尾・大八木がいて大学選手権3連覇を果たした同志社大学。その同志社大学でも新日鉄釜石には勝てなかった。その後、平尾・大八木が所属した神戸製鋼の全盛期。大学選手権で自分の出身校が優勝し、日本選手権へ出場したが、神戸製鋼にコテンパンにやられた。そして、ユーミンの「ノーサイド」の歌詞と重なる1984年第63回全国高校ラグビー大会決勝戦。天理高校対大分舞鶴高校の試合。大分舞鶴高校のキャプテンが大学入試で出場できない状態だったのを、大学側の配慮で試験時間をずらしてくれたことで、出場可能に。ロスタイム、このキャプテンのゴールキックが決まれば、同点で両校優勝だったところを、左に外してしまったという、高校ラグビー伝説の試合。
また、ユーミンの「ノーサイド」を聴きたくなりました。