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平成30年度 第1学期スタートにあたって

2018年4月20日 13時03分

4月9日の始業式で次のような話をしました。

 

 皆さん進級おめでとうございます。いよいよ新しい学年・学級生活が始まります。今皆さんは『担任は誰』になるのか、ワクワク・ドキドキしていると思いますが、後ほど紹介したいと思います。

2年生は後輩ができて先輩と呼ばれる立場になり、部活動では、3年生が引退した後は、中心的立場となります。3年生は最上級生・最高学年となり下級生の模範を示し、リーダーシップを発揮しなければならない立場になります。それだけ3年生は重要な役割を担っており、学校を代表する顔でもあります。したがって、それぞれに立場や役割をよく自覚し、3年生、そして2年生にふさわしい自覚と行動をとってほしいと思います。 

 さて、今年度、私が校長としてみなさんにお願いしたいことは、昨年度も何回かお話しましたが、『いい学校にしましょう』ということです。

 今現在の弓削中学校はいい学校であることは間違いありません。私が考えていることは、保護者や地域の方々が日常会話の中で、「弓削中学校はいい学校ですね」と言ってもらえるような学校にしましょうということです。「いい学校は、みんなが支えてくれます」そして「みんなが支えてくれる学校は、ピンチにもチャンスにも強い」のです。

 そのためには、先生方も含めたみなさんが「さらにいい学校にしよう」という気持ちをもって学校生活を送ることが大切です。

 まずは、常に素直な心・謙虚な心・感謝の気持ちをもってほしいと思います。周りの人の注意や指導を素直な心で聞くこと。失敗や悪い結果を人のせいにしない謙虚な心をもつこと。大きな成功や成果をあげたとしても、傲らず、常に「おかげさまで」という感謝の気持ちをもつこと。そうすることが、自分自身を成長させることにも繋がります。

 今日から実践できること、それは、大きな声で「あいさつ」「返事」ができるようになるということです。気持ちのいいあいさつをしてもらえると自分自身なんとなく温かい気持ちになってくると思います。そんな温かい気持ちの和を広げてほしいと思います。

 中にはあいさつしても返してくれない人もいるかもしれません。でも、そんな時は、修了式の時に話した「プラス受信」です。「あいさつしたのに返してくれない」と言って腹を立てるより、「自分の声が小さくて聞こえなかったのかな」とか「きっととても重要な事を考えていて気付かなかったんだ」と考えるようにしましょう。

 新しい年度を迎え、一人一人、目標を立てたと思います。その目標の中に、「さらにいい学校にしよう」を是非付け加えてください。

 皆さんの頑張りに期待するとともに、先生方もみなさんと一緒に頑張っていきたいと思います。

 以上が、年度始めにあたり、校長としてみなさんにお伝えしたいことです。

 全校の協力とパワーでこの弓削中学校を『どこにでも誇れるさらに良い学校』にしていきましょう。